母乳分泌過多ママが生後2ヶ月で甘ミにしたこと

羨ましがられる悩み、それは母乳分泌過多。
産後２日目直母できなかった娘のために初めて搾乳したら20mlは余裕でできたり、授乳中に娘がおっぱいから口を外すとぴゅーぴゅー母乳が娘の顔にかかってたり、母乳分泌エピソードを始めれば止まらないほど・・・。見てもらった助産師さんは口をそろえて、よくでる母乳と褒めてくれました。

初めての白斑（乳腺のつまり）

産後3週間目。感じたことのない、剣山で刺すような痛み。痛すぎて涙が勝手に流れてくる。呼吸が荒くなる。娘が乳首を咥えただけで拷問のようなさらに強い痛み。3時間前の授乳で問題なかったのに、突然なんで。。。
これはおかしいと思いおっぱいを見てみると乳首にぽちっと白い塊が。休日の夜でしたがあまりの痛さに母乳外来の助産師さんに訪問してもらいました。
おっぱいは熱を帯びていて、乳腺炎になってしまう一歩手前の状態。なんとかつまりを解消してもらったものの、引き続きずきずきした痛みはあり、痛み止めを飲んでも効かず、眠れないまま朝日を拝みました。結局1週間くらいして痛みと白斑は取れましたが、これを機に完ミが頭にちらつくようになりました。

2回目の白斑

その2週間後。連休中だったので夜間授乳は夫に頼んで、私は毎晩2時に搾乳で起きていました。が、起きてみると朝5時。。。7時間空けちゃいました。

パジャマはあふれた母乳でびしょびしょ。おっぱいはパンパン・ゴリゴリ。案の定白斑ができていました。今回は熱は出ず、初回より痛みはマシなものの、またもや痛み止めの利かない痛み。その日のうちに母乳外来に駆け込みました。このときは4日くらいで痛みと白斑が取れました。

3回目の白斑

その1週間後。もうさすがにこりごり。娘も夜通し寝が成功してきたので、断乳を決意しました。
断乳の方法でよくあるのは、１回の授乳をミルクに置き換える。ただ私は７時間空けて白斑ができたので、完璧に置き換えることは怖すぎてできませんでした。そこでやったのは完母の回数を減らすのではなく一回の母乳授乳分数を減らした混合にすること。具体的には5日毎に授乳時間を２分ずつ減らしました。片胸１０分ずつから始め、5日後には片胸７分ずつ＋ミルク、さらに5日後に片胸５分ずつ＋ミルク…。これを地道にやっていき、片胸１分ずつになったところで、５回の授乳のうち１回を完全ミルクに置き換え、問題無ければさらにもう１回ミルクに置き換える、という方法で１か月かけて断乳しました。
生後2ヶ月で断乳してしまい娘には申し訳ない、、、と思ったものの、当の娘はおっぱいに執着がなく、普通にミルクを飲んでいます。生後4か月に試しにおっぱいを差し出したところ吸わず、ぺろぺろ舐めて、もはやここから母乳が出ていたことも忘れているようです。
完ミにしてからはどれくらい飲んだか可視化できるので育児が圧倒的に楽☆になりました。ただ、母乳時代から夜通し寝ができていたので、ミルクにしたから寝てくれるかどうかはわかりません。